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インターネットによる議会映像の配信についての請願書 [いわぬま議会ウオッチング]

やっとこさ、インターネットによる議会映像の配信についての請願
採択される
 6月14日、開催された、岩沼市議会議会広報特別委員会で、インターネットによる議会映像の配信の請願が、三年越し、三度目の正直で採択となった。もっとも、今回は、インターネット配信の請願は2か所から出された。もうひとつは、署名も集めてのご苦労で、なんとか、一歩前進! ただ、今後の展開は、監視すべし。

 いわぬま議会ウオッチングの会からの請願を載せます。

請願の要旨

昨今、情報通信技術が進歩し、スマートフォンが普及し、今では、だれもが、どこでも、インターネットにつながる環境が整備されました。こういう技術進歩は議会映像の配信を、ごくごくあたり前のこととしました。大きな市町村では、ほとんど、インターネット配信を行っています。  

 開かれた市政のために、市民が知りたいことは、どういう過程で決まっていったのか? 知りたいのです。もちろん、いつも、注目しているわけでもありません。必要なとき、だれもが、手軽に見ることができ、また、検索できるインフラ整備は、岩沼市としても必要かと思います。

いままで、平成28年、平成29年と、2度、インターネットによる議会映像の配信の請願を出しましたが、いまだ実現されていません。

2度目の請願は不採択とされましたが、議会広報特別委員会の審査報告書(29年3月10日付)では、「議会映像の配信を検討すべきと考える」という文面があります。その実施時期、手法を具体的に協議され、早いうちに、インターネットによる議会映像の配信を実現されるよう、三度、同様の請願をだします。

 請願の理由

インターネットによる議会映像の配信についての請願は、過去2度、だしましたが、いずれも、不採択でした。

 平成28年2月16日提出した請願についての、森繁男市議会議長から請願の審議結果についての通知は「不採択」の一語でした。不採択の理由が不明なので、情報公開で求めました。議会広報特別委員会の審査報告書(28年3月1日付)では委員会の意見としては以下のように書かれています。

 「インターネットによる議会映像の配信に限定せず、インターネットを活用した幅広い議会広報の在り方について検討していくべきである」

 として審査結果を「不採択とすべきもの」としています。だが、不採択の理由がよくわかりません。

その後、1年間経過しても、動きがないので、改めて、同様の請願を出しました。平成29年2月21日提出したものも、森繁男市議会議長から請願の審議結果についての通知は「不採択」の一語でした。それで、調査したところ、議会広報特別委員会の審査報告書(29年3月10日付)では、委員会の意見としては以下のように書かれています。

  現在、WebやSNSを活用した議会の情報発信を行っており、インターネットによる議会映像の配信を検討すべきと考えるが、その実施時期、手法等の協議については、柔軟な対応が望まれる。

 「配信を検討すべき」ということで、1年前と比べると、前進かとは思いますが、実施等は「柔軟に対応」するなんて、まさに、先送りの文言です。納得できる内容ではありません。

 インターネットによる議会映像の配信の請願を不採択とすることは、岩沼市議会の議決として、インターネットによる議会映像の配信を行わないということを宮城県内、のみならず、日本全国に発信したことを意味します。

 最近のFacebookの開設をやりながら、かたや、インターネットによる議会映像の配信をやらないのは、開かれた議会と言いながらも、まったくの自己矛盾です。切に、切に、開かれた岩沼市議会になることを要望します。     以上

 


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