岩沼市議会からのＩＲ導入可能性調査 市は不要との結果

岩沼市議会からの6月議会請願3号、つまり、「岩沼市へのＩＲ導入可能性調査の早期実施についての請願」
について、市会議員あての、市からの回答を入手した。いわぬま議会ウオッチングか提出した要望書への回答もそろそろ来るかと思う。まあ、内容的には同じものであろう。　下の図を参照

　結論は、現時点においては、本市が独自にＩＲ導入可能性について調査を行う必要性は見いだせないものと判断するという内容だ。回答はあたりまえのことだと思う。もとより、この請願は、市議会では、最大会派の無謀な多数の力で可決されたものだ。

　しかし、市民の力が押し戻した。岩沼市では画期的かもしれない。8月に入って、いわぬま議会ウオッチングの会、ＩＲ導入に反対する女性の会、新日本婦人の会とか、市民グループが、カジノ（賭博場）いらないの声、要望書をあげた。市長には援護射撃になったかも。

　話は変わるが、インターネットによる議会映像の配信も3度目の請願で採択された。まだ、具体的な動きは見えないものの、市民の力が、議会をあと押しし、岩沼市議会最大会派が突き付けた、ＩＲ導入可能性調査に「ノー」を表明した。大げさに言えば、良識ある市民の力が功を奏した形だ。

今、直面する問題は、８０００㏃/kg　以下の放射性廃棄物の焼却問題だ。今のところ、岩沼市は慎重姿勢だが、今後とも監視を続けねばならない。