岩沼市議会への請願 「インターネットによる議会映像の配信」

議会と市民の間には大きな「壁」が以前として、立ちはだかっている。なんとか、議会と市民の架け橋を作ろと思う。岩沼市議会がもっと市民に見える形で議論してほしい。
（以下、2月6日付で、いわぬま議会ウオッチングの会から、岩沼市議会、森議長に提出）

インターネットによる議会映像の配信についての請願書

請願の要旨

平成28年2月、岩沼市議会に提出したインターネットによる議会映像配信についての請願は、残念ながら、不採択となりました。ただ、昨今の市議会の動きを見ると、平成28年12月28日から、岩沼市議会公式Facebookページが開設されました。「開かれた議会を目指す」という点では一歩前進かと思います。 

しかし、Facebookを開設している市町村では、開かれた議会を目指し、インターネット配信も併せて行っているのが現状です。岩沼市議会においても、開かれた市議会を目指すために、Facebookだけでなく、インターネットによる生中継、及び、録画の配信も併せて実施されますようお願いします。

先の請願から1年近くたちますが、いまだ、インターネットによる議会映像の配信は実現されていません。よって、再度、インターネットによる議会映像の配信について、平成29年度中に実施されるよう、請願するものです。

請願の理由

　先の2月議会で、インターネットによる議会映像の配信についての請願を出したのですが、岩沼市議会は不採択としました。岩沼市議会議長からの返書は「不採択」という一語のみです。理由も書かれていませんでした。

　市議会が何故、インターネットによる議会映像の配信を不採択としたのか？　委員会、本会議での質疑や情報公開で得た資料から類推すれば、以下のようです。「費用対効果が書かれていない」「議会がやろうとしていることで、市民からせかされてやるのはどうか」「議会がやろうとしているのに、なぜ、紹介議員になったのか」「アクセス数が少ない」「インターネットありきではないか」等でした。

　昨今、情報通信技術が進歩し、スマートフォンが普及し、今では、誰もが、どこでも、インターネットにつながる環境が整備されました。こういう技術進歩は議会映像の配信を、ごくごくあたり前のこととしました。大きな市町村では、ほとんど、インターネット配信を行っています。

　市民は、どんな提案や議論があったのか、どういう過程で決まったのか等を知りたいのです。もちろん、いつも、見ていられるわけでもありません。誰もが手軽に見ることができ、また、必要な時に検索できるインフラ整備は開かれた市政・議会のために必要です。